すいかのまわり道

凸凹な私の『子育てと自分育て』の記録。このブログは広告を含みます。

松江塾に入ったきっかけ その3

 

 

 

本当はその1もその3も無い。

 

 

 

初回のブログで書きかけたのだけど、長年の思いが錯綜して1.2時間では全然書けなかった。

何度も書いては消して下書き保存して・・

 

 

 

数年間悩み続けている、夫と私の平行線なままの教育観。

 

 

 

 

親が変われば子供も変わる。

松江塾のブログも入塾前からみていたので頭ではわかっている。

 

 

 

 

何度も話し合っている。

だけど私にも譲れないものがある。夫にもある。

 

夫婦が平行線のままであれば、末っ子に変わってもらうしかない。

 

それでも現状と何もかわらないなら、真島先生に相談連絡させてもらおう、とオンライン塾を色々見て藁にもすがる思いで松江塾に入塾した。

 

 

 

 

 

 

夫と私の方向性は同じ。

子供の自律。

 

 

 

 

夫は子供が苦手。

大声で泣いたり叫んだりされるのが苦手。

 

 

 

近所の公園に小一時間遊びに行くとか、カードゲームを自分から声をかけるとか、自ら子供と子供目線で遊ぶといったような一般的な面倒見のいい父親像のタイプでは無い。

 

でも小さな頃からキャンプに連れて行ったり、プールや買い物など外出は連れて行ってくれた。

 

 

ある程度大きくなった現在は、音楽フェス、カラオケ、よしもと、野球観戦、ゲームといった、夫婦の好きな事や子供の好きな事を一緒に出来て喜んでいる。

 

 

 

我が子たちをイジるのが大好き。

家族は大好き。他人に一切興味無し。

人に厳しいが自分にもそれなりに厳しい。

 

 

 

 

よく喋るし家族仲いいので、はたから見れば理想の家族っぽく見えると思う。

ここまでなら『夫自慢かよ』と思われるかも。

確かに申し分ない夫だ。

 

 

 

 

でも勉強が絡むと別だ。

 

 

 

 

夫の勧めで兄を中学受験させることとなり、3年生になって塾を体験しにまわった。

 

『御三家ッテナニ?』レベルに中学受験に縁のなかった私は、近場の大手の塾をまわって面談の時間をとってもらったが、結局近所の個人塾の塾長が気に入り、夫にプレゼン。

 

 

『個人塾は情報量の少なさや、授業に先生の偏りがあるから』

と当初取り合ってくれなかった夫も、その塾の塾長との話で『中学受験に関しては俺と方向性は同じやな(なんで上から??)』と、そちらの個人塾にお世話になった。

 

 

 

 

畑が違うので、方針や授業も全く別物だが、

松江塾のような個人塾。

 

真島先生のような、個性的な塾長。

 

 

 

私自身が、色々聞いて流されてしまうタイプなので、芯が強い人(ポリシーを持ち自分を律することができるタイプ)に憧れる傾向がある。

 

 

もう次は無いけれど、また中学受験をするなら私はこの塾がいい。

 

 

 

 

 

兄が5年生になり塾の宿題も一気に増え、日々どれだけの量をやれば間に合うのかデイリースケジュールを作成して兄と決め、日々それをこなしていった。

 

 

 

小学生が一人ですべてのプリントを印刷、ファイリングし、ミスをチェックし・・というプラスアルファの作業はやはり時間のロスではあるので、を可能なところは伴走していただければ・・ということで右も左もわからない私は塾の方針通りにやっていた。

 

 

 

続いて姉も塾に入り同じように伴走したが、兄とは違った。

個々に持っている能力、それに対する興味、覚えたいと努力する才能、素直さ・・色々理由はあるとおもう。

 

 

兄と同じように5年の宿題量もこなせていたが、記憶するものがなかなか定着せずその分繰り返し量をこなさなければならないことで、本人もしんどかったと思う。私も躍起になっていた。

 

 

 

そんな私たちを見て、夫は

『自分がやらなければならない、覚えなければならないと気付かないと成績は伸びない。絶対に手を貸すな。ファイリングも何もしなくていい、一切手を貸すな』と言う。

 

夫もそうやってすべてを自分でこなして中学受験を乗り越えた。

 

 

『中学受験を経験してきた俺が言っていることより、塾を信じるのか』

 

 

 

 

ごもっとも。

正論だ。頭ではわかっている。

 

 

 

 

しかし受験に対して無知な私にとっては、幼いころから自律出来ていた夫と姉が同等とは思えず、何百何千と受験生を送り出してきた塾に従う方が安心感があった。

 

手伝えるものは手伝った方がいい。

大多数の受験生の親がそうしているのであれば、我が家だけ子供にさせるのは時間のロス、三年間でみれば、結構な時間だ。

自学力は中学に入ってからでいい。

 

 

 

 

夫の方針と塾側のアドバイス

 

 

 

 

受験は各家庭それぞれ。

なので我が家は夫に従うべきだったのかもしれないが、私は結局兄も姉も手放せなかった。

時には『もう無理』『わからない』と爆発する、仕方ないものすごい量だもの。

兄は悔しくて泣きながらやっていた。姉はあきらめる単元もあった。

そんな子供たちを私なりにサポートしているつもりだった。

 

 

 

 

夫は、教えてくれることもあったが方針は変わらなかった。

『こんなんでグズるなら辞めろ。勉強しなさいと言われてさせられるもんじゃない、したくてやっているんじゃなければやめろ。やるもやらないも何もかも自分で判断しろ』と、子供とともに私も怒られる。

 

 

 

 

何度も夫と話し合い、時に言い争ったり、そもそも努力をしなさいと子供にあたったり・・中学受験さえなければ、勉強もワンオペならよかったのに。

 

 

 

 

 

 

夫の反対を押し切り伴走したことが良かったのかどうかは、タラレバになるので分からない。

夫の方針にしたがっておけば、子供も自学力はついただろうと思うので、反省もある。

でも伴走しなければ同じ進学先ではなかったのではないかとも思う。

 

 

 

 

言い争い何度も涙したのでもう二度と経験したくないけど、そばで見守り喜怒哀楽を共にし、蜜な時間を過ごしたことは私と子供の絆になっている。はず。

 

 

 

 

 

そんなこんなで・・・

やっと末っ子の話。

 

 

 

 

 

末っ子も同じ塾に入塾したが、

『姉は手放せないなら仕方ない。でも末っ子には絶対手も口も出さない。学校もどんなレベルでもいい。勉強させない。それだけは守って』と夫に言われ私も守った。

 

 

 

 

しかし4年の10月、塾の宿題が終わっていないというので早めに遊びから帰宅するよう時間を約束したが、その時間を10分遅れて帰宅したので夫に塾をやめさせられた。

 

 

 

どうしても中学受験をしたいなら、家で努力している姿を見せろ、本当にやりたいなら塾が無くても出来る、その姿を見て続けられると判断したらまた塾は行かせてやる、と。

 

 

 

 

塾は楽しんでいたので、辞めさせられたことで末っ子はギャンギャン泣いた。

 

 

聞けば『中学受験したい』ととりあえず口では言うので、また塾に戻れるよう結局日々の勉強リストは私が用意して末っ子もしばらくはこなしていたが、ライバルや仲間もいない中だんだんモチベーションも下がり面倒になってきたよう。

 

 

グズることが増えた。

 

 

 

加えて夫がいるときにちょっと叫べば『嫌がってるものを勉強させるな』と私が怒られる。

 

そういう知恵はつき、『嫌になれば叫べばやらずにすむ』と、勉強しなくていい生活には一瞬で慣れた。

 

 

 

『勉強はやらされるもんじゃない。自分で必要だと感じ自分でやるべきこと。楽しんでやるべきこと。そのやるべきことを嫌がる時点で塾に入るお金は出せない。末っ子が悪いのは分かっている、やって当たり前。ただ、やらせることで騒がしくなるならもうやらせるな。ゲームもテレビも制限するな。その判断も末っ子が自分で決めろ』

 

 

 

 

そんな言葉を言われたら兄は悔しくて必死でやる。姉はハイハイっていう態度をとるけどw、後にやる。末っ子はすねる。夫がやらなくていいと言えばやらない。ゲームは自分で管理と言われたら3時間くらいぶっ通しでやる。結局夫に『そろそろやめたら』と言われている。

そんな感じだから、末っ子に勉強させようとしても無駄だ、と夫。

 

 

 

 

毎日ルーティーンをこなそうとはする、一応何年もの蓄積はあるから。

しかしわからない問題にあたると機嫌が悪くなりそのまま何もせず時間だけが過ぎていく。

 

 

 

声をかけると反抗することもある。

『パパが自分で決めろっていうから、今日はもうやらない』

 

 

 

 

やらないことを許さない、と言うことはできない。

夫がその争いを許さないから、やりたくないならやらなくていい、それで終了。

 

 

 

 

夫の手前、もう伴走は出来ないので与えておしまい。

一日のやることは決まっているが、それをやるもやらないも、努力するもしないも末っ子次第。

 

 

 

 

勉強させなければいい、与えなければいい、そうすれば平和。それこそ笑いあり笑いありの理想の家族。

でも何もさせず、学校の宿題だけやれば後は遊び放題・・なんて子育ては私が無理だ。

 

『それが賢い選択ではないと、自分で気づくまで待つしかない』

という夫の言葉はもちろん正論だと思う。

 

 

 

 

でも、ゲームし放題、動画見放題、学校の成績も取れてる(ちょっと前まで勉強してたから)、塾も通っていない、そんな中で宿題以外の勉強したかったらご自由にどうぞ・・

 

 

5年生が自主的にする?

末っ子はしない。

 

 

 

 

夫が正しいのだけど、それが出来ないから塾がある、それが出来ないから親が伴走する

そう思う私が間違っているのかな。

 

 


私の勉強を与えてやらせようとしていることは教育虐待なのだろうか。

与えなければ自ら知る余地もないのでは?

 

 

 

 

私が見ると末っ子は甘えでグズる、じゃ家庭の中を他人にみてもらおうと、オンラインの家庭学習管理をしてくれる塾を探して体験もした。

 

 

それもダメだった。

 

 

見られている瞬間は頑張るものの、他人の目が無いと結局だらだら・・

ただ時間が過ぎるのをボーッと待っている。

兄姉のように、早く終わらせて遊ぼうという気はない。

 

 

 

一気に勉強量は減った。

中学受験はキッパリやめようと夫とともに末っ子に話したが、たいしたダメージも無さそうだった。

 

 

 

 

当初夫の意向はあったものの中学受験にこだわってはいないので、高校受験でもなんでもいい。

 

 

しかし今の状況は良くない。

 

 

中学受験をやめたことで英語も必要になったので、オンライン塾の流れで気になっていた松江塾に連絡し今に至る。

 

 

↓真島先生のブログから

「やらせる」「やらされる」から「やる」へのシフト - 川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

 

 

 

子供を変えるにはまず親が変わらなければならない。

 

 

夫か私か。

 

 

 

夫は自分を持っている人で方針も一貫している。そんな夫を変えることは出来ない、むしろ多分夫は正しいのだろうから、変わるべきは私。

 

 

 

私が変わるしか無い。

末っ子がこうなったのも私の未熟さがゆえだろう。

 

 

 

だから夫に合わせて、一切の勉強を辞める?何かやりたいと言い出すまで成長を待つ?

 

 

無理だ。私にはやっぱり無理。

 

 

 

 

末っ子がやろうがやらまいが、与え続けたい。

 

 

せっかく、末っ子にとって我が家にとってここだと思える塾を見つけた。

 

 

 

でも、与えることは出来てもやらせることは出来ない。

末っ子が自走するのを、与えて待つしか無い。

 

 

 

 

私は今、末っ子との信頼関係を取り戻すところからスタート。

 

 

 

 

↓こちらを参考にして

 

もうこれしかないよね、反抗期の解決法は - 川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

 

 

 

両親の足並みが揃っていない家の中でのオンライン授業は、まだ未熟な末っ子には難しい。

 

やらなくていい方に逃げてしまいがち。

 

 

 

 

末っ子は朝8時から自学時間だが、スローペースでやたら休憩が多い。

 

 

 

松江塾に慣れて、8時から松江塾5年生ラインのグループ通話に入って自習することを楽しんでくれたらいいなぁ…淡い期待。

 

 

 

↓真島先生のブログで、三人目にして子育て学び中です

 

「勉強しなさい!」を家庭から無くす - 川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越