先日、キャンプに行った時にマス釣りをした。
釣り堀でリリースする釣りをしたことはあるが、自分が釣った魚を食べるのは初めての経験。
ちょっと前に家でイカを解剖して、墨袋や肝臓など見たところだった(ちゃんと美味しくいただきました)。
その流れからか、
『自由研究、解剖したマスの絵をかいて、内蔵の位置とか書くのにする』
『うんうん、いいんじゃない?じゃ、元気に泳ぐマスが末っ子の口に入るまでの一連流れを写真に撮っといたげるわ』
と、ついでに自由研究も決まりマス釣り開始。
エサはイクラかぶどう虫。
ぶどう虫の方がよく釣れるというのでそちらをチョイス。
小さな餌箱の蓋を開けると、ダンボールの細かい仕切りがあるものの、ダンボールの繊維や綿のようなものでよく見えない。
餌箱からダンボールごと取り出してみる。
どこ?ぶどう虫ってどんなん?何色?そもそもいる??
ダンボールを上下左右くるくる回していると、隙間からぶどう虫が顔をだした。
『ギャーーーッッッ』
『きゃーーー!!!むりーーー!!!』
『オレもむりー!!!』
末っ子と姉と私、そして姉の同級生とそのママの女子キャン(末っ子男だけど)。
男手が居ない(末っ子男だけど)。
釣り場の人に助けを求めて、ダンボールからぶどう虫をだしてもらう。
『ぶどう虫 針 つけ方』とググる。
軍手をはめた手でぶどう虫をつまみ、針にぶっ刺す。
ふぅ。
釣りのレベルが1上がった。
ちょっと前に釣りをしたという同級生が2匹3匹釣っていくそばで、竿を振りすぎて糸を絡めただエサだけ食べられただガチャガチャうるさい我が子たち。
姉が竿を持ち上げた勢いで、ぶどう虫のついた針が姉のウェストポーチにペチャっと当たった。
『ギャーーー!!もうマジ無理お気に入りのカバンについた!!!やってらんない何でこんなのやる必要ある?絶対やんないもういい!!』
とまくし立てて竿を投げ捨てた。
暑い。
疲れた。
ふてくされてケータイを見ていたが、30分くらい経って気持ちも落ち着いたよう。
『もっかいやる』と戻ってきて、そこからはぼちぼち釣れ始め、3人ともそれなりに釣れたが姉は最後まで粘っていた。
『自分が1番多く』
欲張りな性格が功を奏すw
子供たちは最後までぶどう虫は触れなかった。
途中軍手が邪魔くさくなった私は、最後はもう素手でぶどう虫をつまみ針にぶっ刺していた。
釣りレベルが1上がった。
持ち帰る用に子供たちがマスの内蔵を取り出す。
スローだが作業は丁寧な末っ子、血合いもとれてキレイな白身が見えていた。
帰ったら早めに自由研究仕上げないとね。
子供たちの学校は夏休みの宿題が驚くほど少ない。
他校の小学3年生より、5年生の末っ子の方が少ない。
中学受験をする家庭が多いので、夏休みの宿題に時間を費やしている暇はないから、学校に交渉していつしか宿題が減ったというのは噂に過ぎないが、読書感想文も自由提出だ。
自由研究も5年6年になると低学年に逆戻りだ。調べ学習ではなく作品が増える。
それに使っている時間は無い。
なんなら『作・親』な作品もあるかもしれない。
末っ子?
もちろん読書感想文は出さないらしい。
今は言っても反抗するだろうから今年は諦める。
書くのが面倒な子だ。
多分自由研究もパワポで作って印刷して終わる。
今どきっ子なので、ローマ字入力は速い。
人差し指の上を中指が越えていったりするけどw、速い。
読書感想文を自由にして、自由研究を必須にする意図は知らないが、もう自由研究も自由でいいんじゃないかなぁー
我が学校に関しては。