初めて松江塾の対面授業に参加させてもらいました!
最初の授業は英語。
早速英語と国語のペナテストだ。
末っ子に緊張がはしる。
何につけてもスローペースな末っ子で、ローマ字を書くのもじれったくなるほど遅い。
家では英語のペナテストは当然時間内に終わらない。
そして、授業が始まるので、途中になってしまい、後で一緒にやる感じ。
その時にはもう集中力が切れている。
今日は、電車の中で少しノートを見ていた。
末っ子なりに、いい点数を取りたいと思ったのだろう。
テストも必死に書いていた。
多分対面授業のメンバーで末っ子が一番最後にテストを終えた。
末っ子が終わるだろう頃合いを見計らって『あと100秒』と真島先生がおっしゃった、多分。
最後まで書ききるチャンスを与えてくれたんだ、と私は勝手にそう取った。
テストが終わり、安堵の表情を浮かべる末っ子。
『ママ、シャーペン滑るんだけど、汗がすごい』
『ベトベトやん!ちょっと待って』
とタオルを取り出した私の手もベトベトだったw
『全部書けたやん!!すごいやんー!』
末っ子も満足そう。
雑談の中で末っ子にも話を振ってくださり、息子も恥ずかしそうに『はい』と蚊の鳴くような声で答えていた。
優しい~
最後に前回の音読文を皆で音読、そして新しい音読文の説明。
この音読にも末っ子はついていけない。
同じスピードでは文を読めない。
やってないわけではない、家で1日2回は練習している。
でも家で緊張感無く音読するのはやはり適当感が否めない。
それでも、皆とその場に立ち、合わせて音読するスピードについていこうと必死に単語を追う。
今日はあまり授業が進まなかったよう。
末っ子のテストかな、申し訳ない・・・
『それじゃ休憩~』
1時間目が終了。
その直後
『テストー!!!』
と聞きなれた声。
毎回授業が終わった直後に『テストー!!!』と叫ぶ対面の生徒さんがいる。
今日も言ってるー!!!と末っ子はいつもチェックしている。
『あの子なんだねw』
と、末っ子と笑い合う。
1時間目、末っ子と2人、20回くらいタオルで手を拭いたw
始まったときは緊張していた末っ子も、先生の雑談などで笑顔も増え、大声では言えない突っ込みを私にちょいちょい言ってくるw
『あっ!宿題やってないんだった!!!』
あさイチ、『宿題だしてー』のアルバイトさんの声で、やってないことに気づく末っ子。
『じゃ、休み時間にやって後でもっておいでよ』
と言ってもらい、残りの宿題を仕上げる。
いつもより丁寧な字。
でもいつもより速いスピードw
2時間目は算数。
再びのAKR先生登場。
『いつもチャレンジ頑張ってるね』と朝声をかけてもらい照れていた末っ子。
優しい~
算数は家庭学習の貯金もあり、末っ子自身も『オレ出来る』と自信があるよう。
先日から始まった、AKR先生考案のスタンプラリー
『AKRポイント1ポイントごとに1都道府県を塗り、47都道府県すべて塗れたらAKRスタンプゲット』
これは絶対もらってやると意気込んでいる。
まずは『50マス計算』。
『今日は東大生と勝負!』
末っ子の斜め前に座っている学生さんだ。
末っ子が目をまん丸くして『東大生だって』と私を見るw
50マス計算は家でも必死で解くが、今日は緊張感がプラスされている。
必死すぎて後半焦りで手が揺れている!
そうそう、この緊張感がテストだからね。
次に算数と数学のテスト。
英語のペナテストのような不安な表情は無いが、今度は1番に終わりたい緊張。
2番?3番?早めの方に終わり『できました』と自信のある声量w
そして、前回と同様授業なのか?雑談なのか?
1872年(だったかな?)に一番人口が多かった都道府県はどこ?という問題。
『ヒントはねぇ、もみじまんじゅう!』
『オレ、行ったところじゃんー!!』
夏休み、行ったことブログに書いたけど・・もしやAKR先生も末っ子のためにお膳立てしてくださってる?!
真島先生が子供たちをよく観察されているのは、ブログに山ほど書いてあるし知っているが、AKR先生もびっくりするくらい一人ひとりの目や手元を見てる!!オンラインの画面にも気を配り、目が忙しい。
『休憩~』
『テストー!!!』
また少年が叫び、末っ子が私を見て笑うw
休憩中に真島先生登場。
皆のペナテスト結果の一覧をじっと眺めている・・
末っ子は英語のペナテストは多分だしたことがない、かな。
間に合わないから。
追試も出していない。
一応、私も一緒に見るが面倒な感じでやっているのが字からも見て取れるので、提出するのも申し訳ないから送らなかったりする。
全部見られているんだろうな・・
末っ子が嫌がるとはいえ、ペナテストや追試をラインで送るのは私の仕事。
夫との確執があるものの、しっかりやるべきことをやらせていない自分の甘さを見られているようで、ちょっと肩身が狭くなる。
3時間目は国語。
本科だけの授業とのこと。
国語の授業に入る前に、真島先生からペナテストに対しての話があった。
東大、東京外大、早大。
早々たる大学のアルバイト学生たちに、『ペナテストはどういう位置づけだったのか』を聞いていく。
ペナテストの重要さ、それに対して向き合う姿勢、プロセスの大切さ、親の声掛けの真意・・
預かるからには最良のものをインプットして帰ってもらいたいという言葉の強さ。
でも、親から与えてもらったこの環境をアウトプットに生かさないのであれば、それはもう救いようがないというくらいの、優しいトーンだがしっかりと届く言葉。
↓こちらのこと
10分という短い時間でさえ、指を触ったり何かに気を取られてしまう末っ子。
今日はそれが心配だった。
これだけ『目で聞く』と授業で言われていながらつい指を触ったり、よそ見をしたりして、怒られたり『ちょっと向いてないよ』と言われ肩たたきに合うかなーと、危惧していた。
もしくは私が…。
真島先生の話を聞きつつ、末っ子をチラ見するが、じっと真島先生を見ている。
末っ子に届いているかな。
末っ子を気にしつつも今、この授業は私のために、私の脳に言葉を届けるために用意したんじゃないかな、と思うくらい、途中から末っ子のことは忘れていた。
普段もオンラインで先生のこういった話を一緒に聞き、心に留めておこうと思うことは多々ある。
実際、いつもの真島先生の人間力が伝わる話と内容は大差ないかもしれない。
いつも真髄をついているから。
でも、対面では伝わり方が違った。
ダイレクトに私の中に入ってきた!
言葉を脳に置いてくるって感覚、わかるわー
対面は贅沢だなー末っ子には毎回対面で受けてもらいたい。
その後、やっと国語の授業。
20分くらいはあったよね・・?
文章問題の『本文精読』、5行しか進んでなくない?
いや、オンラインでも見てるけど、ガッツリ一緒に授業は受けていない、家事しながら聞いている(すみません)。
引っ掛かる単語があるたびに、止まる。
その単語について派生する。
佐賀、ばーちゃん、預けられていた、昭広、広島・・
1行で5単語も派生する。
そりゃ5行しか終わらないはずw
昔読んだ、『3年間で1冊の本を読む 灘校の伝説の国語授業』。
この先生と真島先生、同じくらいたくさんの必要な寄り道をしてくれてるんだろうなぁ~
派生した中で出てきた広島。
『末っ子はわかるよね?』と声をかけてくれた。
『えっ!!なんで知ってるの??』
『真島先生、何でも知ってるねーw』
ブログは今はまだ内緒。
すべての授業が終わったあと、
『疲れたー!!!』
と伸びをした末っ子。
普段はしない集中だから、真剣に授業を受けた証拠だ!
外で『どうする?続けるかどうか、パパにお願いするかどうかは任せるよ』
と聞くと
『え?続けるよ?めっちゃ楽しかった!!』
と即答。
そうだよねw
ずっと笑ってたわ。
真島先生とAKR先生は対面でもオンラインでも優しい。
塾のアルバイトの学生さんたちは皆とってもフランクで、休み時間ごとに子供たちが寄ってくる。
対面の生徒さんたちは、『こんにちはー』とあいさつしてくれる子、チャレンジ問題で一緒に答え合わせをしてくれる子、誰にも『誰?』みたいな態度はとられなかった。
親子ともにすでにその域に達していて、オンラインで十分な対価を得ている方は、未熟な私としてはお手本なのでうらやましい。
遠方過ぎて対面には参加できない方には、私はまだ行ける距離感だったので、対面の良さをお伝えするのは恐縮です。
でも、私にとって、我が家にとって、オンラインはハードルが高い。
実際の教室に来てよかった。
末っ子の意識がちょっと変わった。
『次の授業、オレでかけてて受けられないけど、ペナテスト夜だしてもいいの?』
だと!!
いつまでこのモチベーションが続くかわからないけど、AKR先生が
『また冬休みとかね、長期の休みで授業受けに来たらいいよ』
とおっしゃってくださった。
今日のブログの、普通の文字と『太字』の文字。
太字の文字が、今日オンラインに行ったことで、私や末っ子が、いつもの授業と違った部分。
たくさんある。
まだまだ未熟な私と末っ子には
『オンライン時々対面』
これが正解だな。
本当にありがとうございました。
この後、ボネ子さんとの衝撃の出会いがあるのだけど!!!
明日書かせてください。
読んでくださってありがとうございます。