姉、末っ子と外出した帰り道。
帰宅ラッシュの時間にさしかかり電車もそれなりに混んでいて、乗車した流れで優先席の前に3人で立つことになった。
数駅過ぎて優先席の人が降りたが、周りの人は座らず空いたままだった。
次の駅でまた優先席の人が降り、席がふたつ空いた。
普段の通学中なら迷いなく座ってるであろう娘は、多分私の手前座らないw
臨機応変に動けない末っ子は、ルールから外れることがことが出来ず座れないw
その駅でドドドッと人が乗ってきてグイグイ押されたので、空席の真ん前にいた姉と末っ子に
『とりあえず座って。変わる必要があれば立てばいいから』
と座らせた。
ドアが閉まると、端に座っていた末っ子が突然『どうぞ』と立ち上がった。
…誰に話しかけてる?!
周りに立っている若い乗客も2.3人周りを見回している。
斜め前にいる、小柄な白髪交じりの女性?
背筋の伸びたシャンとしたおばさま。
オフィスカジュアルな服装でバリバリ仕事が出来そうな方。
確かに60歳前後くらいかなぁ…
末っ子から見れば、ガッツリおばあちゃんだな。
優先席を譲られる要素はほぼ無く、御本人も気づかず、まわりもちょっと微笑ましく笑うw
難しいよね、大人でも難しい!
結局座り直したけど、慣れない場所では話せない内弁慶くんが、頑張った!!!
家族に甘えてばかりいる末っ子の勇姿に感動😍